2023/12/06 22:18


暫く踏んでいなかったミシンを久しぶりに踏んで何か作ろうと思った

ミシンは面白い物でやってないと腕が鈍るというか縫い方を忘れてしまう物でいきなり工程数の多い物をやると縫い順の整理が振れて最終の服の各所に小さな歪みが現れてしまいます

なので先ずはリハビリと言うかストレッチ的にポーチとかを縫ってミシンのペダルの具合や送りの速度感とかを思い出します(中に油を回すのも兼ねて)

ロックミシン等も回して糸調子を合わせたらシャツを始めます

巻かれた生地を引き上げ、アイロンをかけパターンを乗せて裁断、芯地を貼りアイロンで折り、縫う、ボタンを付けまた縫う、アイロンで折る、で縫うを数回繰り返す、飛び出た糸を始末し裏返し各所を検品、ボタンの具合を確かめ襟を手で馴染ませていく、ハンガーに吊り全体を確認、問題が有れば修正無ければ完成となります

服を作っていると言うのならばやはり生地から服を縫う事こそが本来するべき真っ当な事なのかと

でも実は単純に服を縫うのは面白い事です

頭で思い浮かんだ服を描き出し考え決めてパターンを切り出す、これなら良さそうと思った生地や部材を使いミシンマシンやアイロンを操って頭にあるその服へと近付かせていく作業、思い通りに仕上がった時は面白いです、全然あかんのはがっかりしますし

今や本当に誰でも服に勝手なロゴを乗せれる時代です、それが売られている無法地帯

なら本来あるべき本当の服をまた一から作ろうと思いました。

服屋なら服を縫う

生地の関係で数着ずつですが一からの服を順次作って行きます

引き続きよろしくお願いいたします。