2021/11/11 17:35
A PERSON(アパーソン)とLOOKER(ルッカー)の違いについて
たまに人に『A PERSONとLOOKERって何が違うんですか?』と聞かれるんですが
簡単に言うとA PERSONがファーストラインでLOOKERがセカンドラインです。
基本的には A PERSONは企画発案からデザインしパターン作成、生地選びからボタンやファスナー、裏地や接着芯等の付属も全て自身で手配し生地の裁断から縫製、サンプル作成までこなした完全オリジナル製品等に付くブランド名です。
(ちょこちょこCHAMPION等の既製品使ってるんですが物として見た時それが普遍的で長く着れる物であればそれを使った方がその型番のテイストに合う場合は既製品を使っています。)
コンセプトは下記記載の説明通りなんですが対象と致しましては15歳から80歳の老若男女(着れるなら何歳でも構いません)がいつでもいつまでも何処にでも着て行けていつまでもかっこいい服をと考えております。
基本的にシーズンは無くずっと存在して居て欲しい服になるのでその時にフィットする様にパターンの調整を繰り返しながら生地を変え出して行きたいと思っております。
LOOKERは既製品に刺繍やプリント、その他様々な加工等を入れ価格を抑えめにして初めて自分で服を買うような若い子からその他様々な方に着て頂けるようグラフィック等で服の面白さを表現するラインになります。対象年齢はA PERSONより若い年齢層の人向けです。
(とは言いながらおじいちゃんおばあちゃんにも着て欲しいです)
世界中の既製品の中からそのグラフィックや加工に見合うボディ(ごつい柄には厚手のボディとか儚い柄なら薄手にしようみたいな所です)を探して商品ごとにその経年変化を見越したボディと仕上げにしております。
なので理想的な流れとしましてはLOOKERから入ってもらいA PERSONに行き着くのが本望です。
(LOOKER/見えてる奴、見てる奴になって最終的にA PERSON/人になって頂ければと思っております)
私としましては全て最善と最良を目指し責任を持ち完成させた服になるのでもしA PERSON/LOOKERを着ていて『ダセェ〜』みたいな事を言われましたら単純にどこがダサいと思ったのかその人に聞きたいので私に連絡して来て欲しいです。
それ程にデザインには責任を持って服として表現しております。(人様にブランドとして提示し金銭を払って頂き着てもらえる服を世に出す事への責任が服を作る側には存在すると思っています。)
あとたまにSNS等で上げてくれている人がいるんですがTHE UNION(LOOKER)、A PERSON(LOOKER)みたいに混乱されている方もいるのではっきりさせときましょう。
確かにTHE UNION(THE UNION MADE)に在籍していた時にその中の1ブランドとして発生したLOOKERでありますが2017年には717として独立し、そのタイミングで始めたA PERSONと継続しているLOOKERとの2ブランドを717(会社名)で運営している状態です。
関係性からTHE UNIONの展示会に出させて頂いたりしていたので分かりずらかったのかもしれないです、申し訳ないです。
今後とも宜しくお願い致します。
以下各ラインの説明になります。(ABOUTと同じです)
A PERSON/人=服
服とは全て人がより良くなる様に人の為に考え動いた末にそこに存在しています。
人が存在していなければ服も存在していません
服は人です
人=A PERSON
人と過ごす最善の服
対象は全[人]向けです
5年後、10年後、朽ち果てるまで貴方の側で揺るがない服を
LOOKER/見えてる奴、見てる奴を主の意味としその他付随する
注意深き観察者、美人、非常に魅力的な人、調べる人、掘ってる人、冷やかしの客、等の意味も含む
手に取り自分なりの納得した解釈をするまでの間を持たせたグラフィックをと考えて製作(考える隙間を残した”つたない”完成系の提示)
LOOKERをどこかで知り調べ、LOOKERを手に入れるまでの行為自体がその人自身を一歩”LOOKER”にさせる事になればと思っております。
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あと裏テーマでこれは本当言ってないんですが一番最初の始まりからA PERSON/LOOKER共々常に最新のB-BOY/B-GIRLと言うか(HIPHOPマインドやREGGAEマインドの人)向けに作っています。
よくあるステレオタイプなファッションB-BOYではなく常に最新を知り同時に歴史も知り様々なファッションもサンプリング出来る本物のB-BOYに着て頂くのが一番ハマりそうだなぁと思っています、なのでDIGして貰いたくて分りづらず見えづらくしていた部分があります。
なのでLOOKERの説明文に『LOOKERをどこかで知り調べ、LOOKERを手に入れるまでの行為自体がその人自身を一歩”LOOKER”にさせる事になればと思っております。』と入れています、これはDIGの事です。
自ら掘る事を忘れて欲しくないのです、与えられるのでは無く自ら見つける事が面白いのです。